いらっしゃい!本日見てもらいたい作品はこちら!
これもイイ、ミクのフィギュアのなかでも外せない一品。
第36回:「初音ミク」 Wonderland フィギュア シンデレラ
第36回:「初音ミク」 Wonderland フィギュア シンデレラ
総合
S
インパクト
A
細かさ
S
全体完成度
S
発売元:タイトー
発売日:2022年10月
サイズ:縦幅19cm 縦幅19.8cm(台座あり)
箱サイズ:縦幅 23.5cm 横幅 12.5cm 奥行 11cm
まずは前から見ましょうか。
お顔も上品で、全体の色合いと造形も素晴らしい。
すべて少しぼやっとした淡い感じが何とも良いです。
髪の色も単色ながら、細かい前髪も良く表現されています。
いや、これは単色の方がこのフィギュアの一体感が出るといえるかもしれません。
いろいろな小物もいたるところに施されていてほんと細かい。
眼の印刷の細かさ。
口も含めてこのフィギュアの印象に合った塗りで満足します。
ほんとにかわいい。
ひょいと右手でつまんだスカート。
かなり厚手にみえるのですが、決してイメージは崩れてません。
お腹のリボンなどの水色がワンダーランドっぽいですね。
もっとアップでみてみましょう。
ネクタイの先の様に突き出た時計の針のデザインのインナー。
そしてスカートに描かれた、ローマ数字が時計のイメージを強めます。
横、それもすこし下方から。
髪の色が緑から蒼に変わっているのが良く見えます。
スカートの下のふくらはぎとお尻も見えそうで、、、。
そのまま、背面に。
背中の衣装、スカート、共にイイ皺です。
そして、そう、肩甲骨も忘れてはいけません。
代名詞であるロングのツインテール。
かなり引いて見た方が、左右ともに、クリアの蒼色も含めてこちらからの方が見易い。
そして、はい、いつものローアングル。
ふとももはほんとイイ感じですよね。
お顔もちょっとばかり見えます。
パンツの造形にこだわりを感じます。
後ろから見てもイイふとももです。
左の脚のつけ根がすこしズレているのは残念ですが。許容の範囲。
脚も全体から見ておきましょう。
当然、悪くない出来なのです。
本来ならばもっとリアルタッチが好きなのですが、このくらいがこのフィギュアに一番合ってます。
靴先と台座。
クリアブルーの台座はキレイなのですが、ガラスの靴ではないんですね。
台座にも描かれてますが、靴はやはり、シンデレラのシンボルだと。
そこまで大きくなくともこの出来は、インパクトあるので「A」
至る所にある細やかな造形物と、眼の彩色の良さから細かさは「S」
そして、全体のバランスと存在感から全体完成度は「S」です。
そこから判断するに総合は「S」となりました。
個人的にはシンデレラというよりは、不思議の国のアリスチックな一品です!
次回もお薦めの一品を紹介しますので、あなたも自分に合ったまだ見ぬフィギュアを求めて、いろいろ探しに行ってもらいたいです。
それでは、来週、またここで会いましょう。
おまけ
今回のパッケージを見た時にこの塗装だったらサイコーだ、 と思ったのですがそうはなりませんでした。
明るいのも良いのです、まったく悪くはないのですが、パッケージのすこし暗めの塗装ならば、なお良かった。
口の色とかすごい好き。
まぁ、個人的な趣向ですが。