いらっしゃい! 本日、見てもらいたい作品はこちら!
101回目を迎えても紹介したい作品は数多く、今回の選考もなかなかに手間どっております。
第101回:「葬送のフリーレン」 Coreful フィギュア フリーレン
フリーレンの作品は沢山あるのですが、現在の市場価格として手ごろな本作を選びました。
そう、ここで紹介する機会の多いタイトーのCorefulフィギュアです。
少しばかり足りないところもあるのですが、上手くまとまっている良作でもあります。
総合
A
インパクト
A
細かさ
A
全体完成度
A
発売元:タイトー
発売日:2024年8月
サイズ:縦幅18cm・18.8cm(台座込)
箱サイズ:縦幅 22cm 横幅 11.5cm 奥行 9cm
さりげないポーズも決まってます。
ここに杖やカバンなどの小物が充実してると、もっと見栄えが良かったのではないだろうか。
そんな事を考えてしまったりもします。
お顔もキレイでカワイイです。
目の印刷はちょっとのっぺり感はあるものの、特に問題は感じません。
うっすらと見える口は光の加減でほとんど見えなくなってしまいます、撮影の腕が足りないから?
衣装は造形に問題は無いものの、質感と色合いでかなり簡素なイメージ。
よく見ると、茶色のところは線にしてもかなり雑な感じです。
とはいえ雰囲気は悪くはない。
少しばかり見る方向を変えるだけでもその印象は大きく変わります。
とはいえ、かわいいのに変わりはありません。
アップでも充分いける。
右手側面に回ってみます。
ここから見るとわかる、髪の流れと衣装の動きの造形美。
髪の動きも好きなのですが、衣装のシワ加減に非常にうるさくチェックしたいのです。
さらに背面に行ってみましょう。
こちらから見る髪の流れと衣装の動きも満足できます。
前面から見るとそうは感じませんが、かなり髪に動きが見えるところもポイントです。
さらに左手側から。
こちらから見るツインテールもなかなか。
あまり目立ってませんが、髪は先に行くほどにクリアになってます。
正面に戻りまして、胸から腰にかけて。
こちらでも追ってしまうところは変わりません。
やはり、衣装の茶色が安っぽく見えてしまうところも。
もうすこし正面からも。
胸のストライプの印刷と、ベルトの塗装が非常にキレイ。
ここが映えるので、全体的なイメージも悪くないんです。
先ほど後ろに回った時に下を見ていなかったのでここで。
厚い上着というかローブに邪魔されて、いろいろとお目にかかれません。
衣装越しの背中とすらりと伸びた脚は見る事が出来ますけれども。
ここもいつもと同じ様に確認。
タイツながらも主張はしっかり。
しかし、ちょっといろいろ物足りない感もあります。
足元および台座。
台座ももう少し何かしら欲しかった。黒地に白一色はちょっと地味過ぎる。
そして一番の問題点かもしれないブーツ、かなり安っぽさを全開で感じ取れます。
いかがでしたでしょうか?
多少、気になるところはあるものの、素敵な作品でした。
まとめると、
存在感はあるが全体的なボリューム不足感が強いために インパクトは「A」。
一部に見どころが多く見られるものの、その分残念ポイントも多い事から 細かさは「A」。
雑さを抜かしても全体的なバランスの良さが光る事から、全体完成度は「A」。
そこから判断するに、総合は「A」となりました。
これは抑えておいても良い一品であると言えましょう!
次回も気になった一品を紹介したいと思いますので、ぜひ、あなたも自分の気になるフィギュアとの新たな出会いを求めて、探しに行ってみてください。
それではまたお会いいたしましょう。